HMW総診 プロジェクトメンバーの声

急性期にいたからこそ見えた“本質”。
変革の現場で、総合診療を極める。

指導医

安田 考志

安田 考志 安田 考志

これまでのキャリアを教えてください

京都生まれ、京都育ちで大学で初めて高知医科大学(現高知大学医学部)に入学しました。大学時代は学問よりも野球部活動に打ち込んでしまいました。その後、出身の京都府に戻り京都府立医科大学で研修医を開始しました。当時は現在のような初期臨床研修制度ではなく、いわゆる「ストレート研修」です。専攻は泌尿器科です。医師4年目の時に松下記念病院腎不全科(現腎臓内科)に赴任し、以降腎臓病診療、透析診療、手術、集中治療に従事し、ICU/HCU設立にも携わりました。一時大学院に4年間通い、基礎医学研究に従事し、医学博士を取得、その後松下記念病院で、初期臨床研修プログラムの委員や、内科専門医プログラム、総合診療専門医プログラムの立ち上げにも関わりました。その後、神戸百年記念病院で救急・総合診療科の立ち上げ、総合診療プログラムの立ち上げ、HCU増設、副院長などを経験し、2025年1月より平成医療福祉グループ経営企画医師、堺平成病院副院長として赴任しています。

平成医療福祉グループはどんなグループですか?

私が入職する前には、もちろん平成医療福祉グループのことは知っていました。回復期、慢性期の領域の「雄」として様々な発信をされていて、急性期側にいた人間としては、「本当に痛いところを指摘されている」という印象でした。武久代表を始め、坂上先生、天辰先生が発信されている記事を見て、「これからの医療を良い方向に変えていこう、回復期、慢性期側から変えていこう」と思っておられるのではないか、と感じて、すごく気になる存在でした。入職してからは、その感覚がまったくその通りで、患者さんにとって良いこと、医療にとって良いことは「すぐにやろう」というスピード、それをするために、経営はしっかり安定させること、を具現化していることは感銘を受けました。グループには本当に多職種が集まり、プロジェクトを遂行する馬力があると感じます。

研修を検討されている方へメッセージ

「HMW総診」は、「HMW総診関東専門研修プログラム」「HMW総診関西専門研修プログラム」の2つのプログラムから構成されます。「関東」は、基幹病院として世田谷記念病院・多摩川病院が、「関西」は基幹病院として堺平成病院が担います。平成医療福祉グループは、医療・介護・福祉を中心に26病院、80を超える介護施設、サービスで約9000床を有する大きなグループです。ほかのプログラムとの大きな違いは、平成医療福祉グループ総合研究所(HMW総研)の公衆衛生学修士(MPH)の指導による臨床研究の実践や、病院マネジメントや病院経営、医療安全、感染管理などのコアマネジメントを「経営企画医師」とともに行い、経験していただきます。内科プログラムとのダブルボード研修や、「家庭医療専門医」「病院総合診療専門医」の取得、希望者には公衆衛生学修士の大学院進学、厚生労働省への出向などもサポートします。これからの「HMW総診」を一緒につくりましょう。

安田 考志

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